この記事はこんな方におすすめ
どれだけ練習してもスコア100切りができない人
100切りに必要な考え方
今回の記事では実力や技術ではなく、100切りを目指す人に必要な考え方をご紹介します!
100切りってどうすればできるの?
まずは100切りに必要なスコアを見ていきましょう。
18ホールPar72のコースで考えます。基本的には
par4が10ホール
par3が4ホール
par5が4ホール
の計18ホールです
目標は100切りなので99以下を目指します。
まず、すべてボギーなら18×5=スコア90です。
すべてダブルボギーなら18×6=108です。
半分がボギー、半分がダブルボギーなら99です
9×5+9×6=99
100を切るには9ホールをボギー、9ホールをダブルボギーで達成できることがわかりました!
コース前に考えること
9ホールをボギー、9ホールをダブルボギーで100切りができることがわかりました。
もちろんParがでることもあれば、トリプルボギーがでることもあります。状況によって変わってきますのでしっかりと計算できるようにしておきましょう。
コースに行く前にするべきことはまだあります。
各ホールごとに作戦を立てる
コースに行く前に、楽天GORAなどのサイトを利用してコースマップを確認し、このホールはボギー、このホールはダブルボギーなどすべてのホールをいくつのスコアで上がるか決めてみましょう。
そうすることで、このホールはダブルボギーでいいから2打目を無理してグリーンを狙う必要がなくなるなど大きなミスの回避につながります。
番手ごとの飛距離を理解する
ドライバー 220ヤード、UT170ヤード、7I140ヤードのように自分の飛距離を理解しましょう。
Toptracer付きの練習場などを探して、すべての番手5球ずつぐらい打って一番いいものと一番悪いものを除いた3球の平均をひとまず自分の飛距離と考え、実際にコースでの結果をもとに修正していくのがいいでしょう。
ミスの傾向を知る
次はミスの傾向です。ドライバーはスライスが止まらない。傾斜もつま先上りは得意だが、つま先下がりはほとんどミスをしてしまうなどライの状況ごと、クラブごとにミスの傾向を理解しましょう。
得意な距離、得意なクラブを知る
最後に得意クラブ、得意距離について考えましょう。
はじめは得意な距離なんてないという方もいるかもしれませんが、大きなミスがあまりでないクラブが練習をしていれば出来てくるでしょう。
この距離は自信がある。このクラブはそんなに曲がらないというクラブが出来てきたらしっかりと覚えておきましょう。
コース中に考えること
コース前に考えることは自身の実力についてのことが多かったですが、ここからは実際コースに出た時にどういった思考が必要なのかを考えていきます。
逆算して考える
まずはホールごとに何打で上がるのかを設定します。あとはどうやってその打数でホールアウトするかを考えます。
その時に必要なのがパターから逆算して考えること。
ドライバーを打ってから考えるでは遅いです。
Par4 360ヤードのコースがあり、このホールはダブルボギーいいとした場合
クリアするためには、4オン2パット、3オン3パットあたりが現実的でしょう。
今回は4オン2パットでホールアウトするとした場合
360÷4=90
90ヤードを4回打てば4オンすることが可能です。
上記の方法であればドライバーを無理して打つ必要がなくなります。
しかし、実際は大ダフリやグリーンを捉えられないなど様々なトラブルがあると思います。
少しでも自信がない場合はそのクラブを使用しない
ドライバーが苦手、7Iが苦手などクラブごとに苦手がある場合は無理をして使う必要はありません。
初心者ほど、少しでもピンに近づくために傾斜からフェアウェイウッドを持つのを見ることがあります。
プロでも打つのが難しそうな傾斜から初心者がウッドでナイスショットが出る可能性はほとんどありません。80%以上は成功しそうだと思えるクラブを使用するようにしましょう。
構えに入ったら余計なことを考えない
ゴルフのスコアが悪い人ほど構えてから打つまでの時間が遅いように感じます。
構えてから風が右から来ている、あそこにバンカーがある。フルショットしたら少し大きいかな?と考えているうちに打つまでに時間がかかり、体の力みにもつながります。
ゴルフがうまい人は構えに入るまでに風、ライ、どこに何ヤード打つかを決めています。
構える前にライや風を把握しておき、構えた時は目標に向かって打つことだけを考えるようにしましょう。
失敗を許容すること
続いてはミスをしても失敗を許容し、落ち着くことです。100切りは1回、2回のミスで達成できなくなるものではありません。
2打目で「OBを打ってしまったから取り返さないと」と考えてより難しいクラブでショットをする。
さらにOBを打ってもう前半で55も打ってしまった。後半はもう適当でいいや、、、こういったケースをよく見ます。これではいつまでたってもスコアはよくなりませんし、次にもつながりません。
そのためにも失敗したとしても引きずらず、ダブルボギー狙いのホールをトリプルボギー狙いに変更するなど冷静に対応する必要があります。
改めて、逆算して考える
改めてPar4 360ヤードのホールを考えてみましょう。
ダブルボギーでホールアウトすることを考えた場合
得意クラブ
UT 170ヤード
PW 100ヤード
苦手クラブ
ドライバー 220ヤード
7I 140ヤード
と仮に設定します。
360-170-100-100 (1打目をUT、2、3打目をPWで打つ)で10ヤード余ってしまいますが、100切りを狙う実力であれば誤差であるといえます。変に100ヤードのクラブで90ヤードに抑えて打とうとした際に緩んで大ミスをするくらいなら10ヤード奥でもいいと思って打っていきましょう
3オンができた場合は3パットで戦略通りです。たまたま2パットで収まればラッキーくらに考え、
2パットは狙わないようにしましょう。
さらに上記の戦略を取った場合3打でグリーンに乗る計算なので、1打目が曲がって120ヤードかつ斜面になったとしても50ヤード前に進めば残り200ヤードになるので、無理してスイングせずに打ちやすいところまで出すだけでいいという大ミスにつながらない考え方になります。
コース後 振り返りをする
ここまでコース中での考え方をお伝えしてきましたが、ここからは最も大事な振り返りの時間になります。
練習場では起こらないがコースで起こってしまうミスなどをしっかりとメモするようにしましょう。
ミスの傾向をメモする
ドライバーはスライスが止まらなかった。傾斜でロングアイアンを持ったらミスをした。後半アイアンのダフリが止まらなかったなどミスの傾向と状況をしっかりと把握し、メモをするようにしましょう。
崩れた時は身体、メンタルの状況を把握する
スコアが崩れてしまったとき、身体の状況、メンタルの状況を把握するようにしましょう。
脚がつかれて下半身が踏ん張れなくなったのか、それとも気持ちが切れてしまったのか、スコアを意識して崩れてしまったのか。それらを把握することによって次のコースの時に活かせるようになります。
ミスの原因に仮説を立て次回のコースに活かす
コースでミスはつきものです。しっかりとコースの後に振り返り原因を探るようにしましょう。
後半ダフリがとまらなくなった→足が疲れて手打ちになっていたのでは→次は後半に入ったら足をしっかり使うことを意識しよう
トップが止まらなくなった→スコアを意識しスイングリズムが速くなったのでは
など考えられることは様々ありますが、何度も原因を考えることで少しずつ理由が明確になってきます。
振り返りをすることによって次回のコースにつながってきます。必ず振り返りを行うようにしましょう!
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